災害に強い地域社会づくりを目指して、防災インフラや、避難所で役立つ防災グッズを紹介するイベントが大分市で開催されました。

「防災・避難所EXPO」は、大分大学のクライシスマネジメント機構が開催したイベントで、県やインフラ企業など17のブースが出展しました。

会場では防災機能があるIT技術が披露されたほか、避難生活で役立つ防災グッズが紹介されました。

(来場者)「被災したときにこういうテントがあるとすごく便利だな。いつ災害がくるかわかりませんので、準備をしていきたい」

防災グッズのなかでも注目されているのが、1月の能登半島地震でも課題となったトイレ用品です。個人で準備できる簡易トイレから、停電や水不足でも利用できる最新設備まで様々な用途の商品が開発されています。

(大分大学クライシスマネジメント機構・徳丸治教授)「水が使えないので非常に困ったし、不衛生である。避難所の健康管理の問題は非常に重要なので、少しでも役に立てばいいなと」

イベントの主催者はどのような公的な支援があるか確認した上で、必要な防災用品を備えてほしいと呼びかけています。