いま大正噴火と同じ規模の噴火が起こればどのような被害が出るのか。気象研究所による火山灰の広がりのシミュレーションを見ると、強い南西の風が吹いた気象条件では、1mmの厚さを示す青色の帯が大阪に到達し、関東あたりまで伸びています。推定される火山灰の量は大阪市で厚さ1.3mm、東京都心では0.3mmになるということです。