映画「TANG タング」の公開直前イベントが行われ、二宮和也さん、満島ひかりさんらが登場しました。


二宮和也さん 満島ひかりさん



映画はゲーム三昧で妻に家を追い出された男が、記憶を無くした迷子ロボットと出会い、「人生の宝物」を探していく物語。
映画にちなみ、ロボットと人間の交流を研究する日本大学文理学部でイベントを実施。約400人が集まる中、サプライズで二宮さんと満島さんが登場すると、学生たちは大盛り上がり。中には泣き出す学生もいました。
二宮さんは、“ホッとしてます。盛り上がっていただけて。昨今、声を出すことも「悪」みたいになっているのに「キャー!」と言っていただけて嬉しい”と、久しぶりの歓声に笑顔を見せていました。



満島ひかりさん



劇中では、二宮さんとロボットが会話をするシーンなどがあり、三木孝浩監督は、“二宮さんも満島さんも、何も反応が無いタング相手にお芝居をやっていて、よく出来たなと思う”と、2人の演技力に感心すると、満島さんは、“二宮さんとタングの掛け合いは(実際に)いるみたいに自然でしたよね。それを見て私もビックリして。普通出来ないから。(二宮さん)どうしちゃったのかな?って”と、独特な表現で褒めていました。
さらに満島さんは、“(自分が)演じてる時は、本当に何を撮ってるのか全然分からなくて。本当に難しかった。カメラ目線で『ありがとう』って言ったりとか。私いま何してるんだろう?とか。すごく不思議な気持ちでしたけど、出来上がった作品を観て(タングを)感じました”と、撮影で苦労したエピソードを教えてくれました。



二宮和也さん



また、イベントでは学生の悩みに答えるコーナーもあり、
「スペシャリストたちがいる現場で、分野の違いから意見が分かれ、板挟みになった時の対処法は?」と質問されると、二宮さんは、“僕の場合は、ビビるくらい強い方にこびを売ります。そうすれば、自分の中でめちゃくちゃ過ごしやすい環境になります。もし、意見を求められたら『そうっすよね〜』と強い方になびく”と、世渡りの方法を学生たちに伝授していました。

【担当:芸能情報ステーション】