長崎県佐世保市の吉井町では、モクレンの仲間・辛夷(コブシ)が満開となっています。純白の花にはこの花を育てる人の思い出も詰まっていました。

春の光に照らされ、空にも映える白い花。

長崎県佐世保市吉井町の直谷地区。この集落で、3月、特別な存在感を放つ木があります。

辛夷(コブシ)の花。

この木を育てている三木 成仁さん。

三木さんの両親が植えた人の背丈ほどだった苗がここまで大きくなりました。

三木 成仁さん:「約50年ぐらい前に相浦のあたご祭りで(父が)母と二人で行って買ってきたという話です。途中で切ろうかなと思ったんですけど、周りの近所の方から『切らんでくれ』と言われて。これはこれでまた見栄えがしますもんね。大事にしていかんばねと思ってます」

直谷地区に春の訪れを告げる花。

辛夷の木は、三木さんの思い出とともに年輪を重ねていきます。