自民党は、安定的な皇位継承について検討する懇談会を開き、女性皇族が婚姻後も皇室に残る案について、異論は出ませんでした。
政府は2021年、皇族の数を確保するため、▼女性皇族が婚姻後も皇室に残る案、▼養子縁組を可能とし、旧宮家の男系男子を皇籍に復帰させる案を軸とする有識者会議の報告書を国会に提出していますが、自民党内での議論は停滞したままでした。
自民党 麻生太郎副総裁
「(皇族数確保のための)いわゆる『方策』については、皇室典範等の法改正の必要性も考えながら、今日から個別に議論を深めてまいりたい」
18日行われた第2回の懇談会では、女性皇族が婚姻後も皇室に残る案について議論され、出席者から異論は出ませんでした。
自民党は、今後、「皇統に属する男系の男子を法律により直接皇族とする」案などについても議論したうえで、考えをとりまとめる見通しです。
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