“アウトドアなまち”を推進している高知県越知町で16日、大勢のキャンパーが集うイベントが開かれました。個性豊かなキャンプサイトがずらりと並び、参加者たちは豊かな自然の中で交流を深めていました。

県内外から大勢のアウトドアファンが集まったこのイベントは、キャンパー同士の交流を深めたり、町の活性化につなげたりしようと、越知町の主催で初めて開かれました。
越知町では、アウトドアメーカーのスノーピークがキャンプ場をオープンさせた2018年に、「アウトドアなまちにするぜよ!宣言」をしていて、豊かな自然を生かしたイベントや、アウトドアを楽しめる環境整備を積極的に行っています。

子どもから大人まで、誰もが自然に触れて豊かな生活ができる町づくりを進めることで、地域活性化を目指しています。

(越知町 小田保行 町長)
「(越知町は)奇跡の清流と呼ばれる仁淀川の中流域に位置している。横倉山を代表するようにいろいろな山など見どころがある。自然豊かなところが越知町の売り、何より人が面白い。フレンドリーで気安くお付き合いもできる。越知町との関係を持ってくださる方がどんどん増えていくとうれしい」

イベントには、高知市のほか、岡山や愛媛など県内外から集まったおよそ80組、120人のキャンパーが参加し、それぞれが持ち寄った自慢のキャンプグッズで交流します。

中には、茶室やバーをイメージしたキャンプサイトもあり、個性あふれる空間が広がっていました。


また、ここ数年人気だという車の上にテントをはるキャンプスタイルを見学するツアーも開かれました。
このほか、県産食材を使った食事やキャンプグッズを提供するブースもあり、訪れた人たちは地元の味を堪能しながら、キャンプの魅力を改めて感じているようでした。

(参加者)
「(Q.どこから来ましたか?)のいちです」
「キャンプの型もあって、『これを置いたら可愛いのかな』とか、グッズとかも見られたので楽しかった」
香川から参加した男性のこだわりは…
(香川から)
「ブランドの世界観を崩さないようなレイアウトをして、かつ、お座敷スタイルで座ってしんどい時は“ごろ寝”ができるというリラックスをかねてのレイアウトになっている。自分の個性や趣味趣向を表現するところを一番楽しんでいる」

青空のもと、訪れたキャンパーたちは自然を満喫しながらゆったりとしたひと時を過ごしていました。














