人体への有害性が指摘されている有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)についてです。
宮崎県は新たに西都市や新富町の5つの地点で国の指針値を上回る濃度が検出されたと発表しました。

県が、今年県内158地点の河川や井戸で行った調査の結果、西都市岡富の井戸水から国が定める指針値の1リットルあたり50ナノグラムを上回る、最大71ナノグラムのPFASが検出されていました。

県が、その後、この地点の半径500メートル以内にある8地点でも調査をした結果、新たに西都市の4地点と新富町の1地点で指針値を上回る濃度のPFASが検出されたということです。

このうち、西都市三宅では5つの地点で最大となる1リットルあたり180ナノグラムのPFASが検出されました。

県は、最初に指針値超えが判明した地点から半径1キロ内で井戸水を飲まないよう指導しているほか、指針値を超えている範囲や原因を調べています。