メジャー13年目のダルビッシュ有(37、パドレス)と日本ハム時代のチームメイト、糸井嘉男さん(42)が対談。20日に韓国・ソウルで行われるドジャースとの開幕戦では2年ぶり4回目の開幕投手を務めるベテランが、原点となるプロ1年目を振り返った。さらに、日本ハムで7年を共に過ごした先輩・糸井さんが明かしたトラウマ、「申し訳なさすぎて」と13年越しにダルビッシュに謝罪した内容とは―。

ダルビッシュ有選手:大丈夫ですか?インタビュー。

糸井嘉男さん:いやまぁちょっと待て、それは言うな(笑)

ダルビッシュ:心配で・・・

糸井:それは言わんといてくれ(笑)

ダルビッシュ:結構やってるんですか?こういうインタビュー。

糸井:いや初めて・・・

ダルビッシュ:え、本当ですか!?大丈夫ですか!?(笑)

糸井:大丈夫じゃないって(笑)

恐怖!ダルビッシュへのトラウマ

糸井:関係性でいうとやっぱり僕らは日本ハムで一緒に・・・なんで笑ってるん?やめて(笑)

ダルビッシュ:面白いなと思ってこれが何か・・・この画が(笑)

糸井:僕が2003年のドラフトで入って、その翌年に鳴物入りでドラフト1位で、翌年やんな?

ダルビッシュ:2004年なんで、はい。

糸井:覚えてんの?

ダルビッシュ:覚えてます。

糸井:マジでそういうところすごいよね。世界のダルビッシュになっても人のことを気にかけてくれるよね。

ダルビッシュ:いやいや基盤なんで僕の。1、2年目の鎌ヶ谷(日本ハム2軍)っていうのは。

糸井:当時18歳の頃から見てますけど、やんちゃな部分もダルはあったんやけど。寮生活をおくってた中で、被り物か何かを買いに行ったか知らんけど、夜ベランダでホラーに出てくるような被り物をして、僕の部屋にガァーンって入ってきたり・・・

ダルビッシュ:(笑)もう大声で叫んでましたね。

糸井:叫ぶやろあれは(笑)

ダルビッシュ:本当に怖がりだったから、いつもやってました(笑)

糸井:いやあれもうほんまに、トラウマになって、そこから僕、寮で電気消して寝れんくなって、ほんまに電気どころかテレビもつけとかないと寝れんくなって、風呂も入られへんし1人で・・・

ダルビッシュ:それで精神的に強くなって。

糸井:あ、鍛えてくれたん!?(笑)鍛えてくれてたんや!!(笑)

ダルビッシュ:はい(笑)