17日、高知県土佐清水市で『観光びらき』のセレモニーが行われ、観光シーズンの開幕を祝いました。

土佐清水市三崎の竜串ビジターセンター「うみのわ」で開かれた「観光びらき」のオープニングを飾ったのは「あしずり太鼓」です。太鼓の演奏を受け継いで練習を重ねている子ども7人が見事な“バチさばき”を披露し、勇壮な音色を館内に響かせました。

式典では、土佐清水市観光協会の西宮正夫会長が「経済が回復して好循環が生まれ、観光にも素晴らしい結果をもたらすものと期待している」とあいさつ。この後、土佐清水市を始め幡多地域の市町村長や観光協会の会長らが“鏡開き”で観光シーズンの開幕を祝いました。

また式典会場の近くにある展示館「海のギャラリー」では、『観光びらき』に合わせたイベント『竜串奇岩フェスティバル』が開かれました。ステージで鮮やかな衣装をまとったよさこいチーム「いなん」が土佐清水市の名所を歌詞に盛り込んだ“あしずり踊り”を披露すると、集まった観客は、土佐清水市民にとって馴染みある曲に聞き入った様子で楽しんでいました。