食品産業の人材を育成するプログラム「土佐フードビジネスクリエーター」の修了式が、16日、高知県南国市で行われました。
このプログラムは、高知県や高知大学、県内企業などが2008年から実施していて、今年度は43人が受講し、16日に修了式が行われました。
修了生は全員が社会人で、食品会社に勤める人や、地域おこし協力隊員など様々。平日夜のオンライン授業で、食品の加工・製造から、マーケティングといった知識を学んできました。今後、修了生は「自社の新商品開発」や「起業」などに取り組むということです。
「新規事業の開始を目指して受講した」という、須崎市の、丸共味噌醤油醸造場・竹中英嗣代表取締役は「授業の内容が濃くてやりがいがあった。マーケティングだったり、経営のことだったり、成分のことだったり、本当に多岐に渡ったので、すごく勉強のしがいがあった」と受講の日々を振り返りました。
これで、2008年のプログラム開始からの修了生は757人になり、受講の成果を生かした商品開発などの経済波及効果は103億円ほどになるということです。














