巨額の投資トラブルが報じられたTKO・木本武宏さん。全貌が見えない中、改めて所属事務所の担当者が、今回のトラブルや詳しい状況について、TBSの取材に応えました。

TKO・木本武宏さん


木本さん達が出資金を預けていたとされるA氏について「A氏が返済能力が無く、返金が無かった場合、トラブルにあった知人たちにどのように対処するのか? 木本さんが立て替えることなども考えているのか?」との問いに、所属事務所の担当者は、『木本の法的な責任所在の有無関係なく、紹介したという責任から木本が立替で返金していく意向です。』と返答しました。

以前木本さんが所属していた、松竹芸能の公式サイトで発表された【7月初旬に個人的な投資活動に関しトラブルが発生しているのではないかという情報が弊社に届いた為、本人への事情聴取を重ねてまいりました。】との文言に関して「それまで元所属事務所である松竹芸能へトラブルの報告を、木本さんはしていなかったのか?」と尋ねると、担当者は『報告はしています。』と回答。

また、一部報道にある【木本さんが出資者に「追加でカネを入れないと、これまで投資した分が無駄になる」など、早急に追加の投資をするよう迫っていた】ことについては『事実ではなく否定させていただきます。』と、しました。

更に、【勧誘役となったのは木本さんのほか、元プロ野球選手やアパレル経営者などがいる】との一部報道に、所属事務所の担当者は『関係者の身上に関わることは控えさせてください。』と答えました。

そして、「A氏へ渡った資金は総額は5~7億円とも報じられていますが、【木本さんサイドが把握している実際の総額、紹介した人数、木本さん個人が預けた金額】はどの程度でしょうか?」との問いには『調査中です。正確な数字がわかり次第、公表させていただきます。』としました。

投資の助言や運用、仲介をする際、金融商品取引法により金融庁に登録が義務付けられています。「A氏が金融庁に無登録であることを(木本さんは)騒動後に知ったとのことですが、騒動前は、投資家男性に「登録している」と(木本さんは)聞かされていたのでしょうか?(木本さんは)騒動前に確認をされたことはありましたか?」と、尋ねると、担当者は『木本自身に金融商品登録業が必要と認識がありませんでした。トラブル後に調査により、無登録と判明しました。確認もせずに投資したことは木本の浅はかさであります。』と返答。

また【昨年末あたりから、連絡のつかない状況が続いた】A氏については『あらゆる手段で所在を確認すべく、動いておりました。』と、いうことです。

更に、「FXや不動産投資」とした投資内容について「実際に投資の実態はあったのか?」と、尋ねると『預け先の運用者が実態があったかなかったも含めて調査中です。無い場合は詐欺罪でも告訴を検討していきます。』と、回答しました。

所属事務所の担当者は、A氏への「法的措置」について、『刑事・民事の両方向で措置を講じる』ということです。

TKO・木本武宏さん


【担当:芸能情報ステーション】