岩手県内の企業を対象に行ったアンケート調査の結果、今年1月から3月までの景況判断指数は年末に増えた需要の反動や雪が少なかったことで関連する消費が鈍かった影響を受けて、2期続けてのマイナスとなりました。
調査は財務省盛岡財務事務所が県内100社を対象に行ったものです。景況感について「上昇している」と答えた企業の割合から「下降している」とした企業の割合を差し引いた指数はマイナス22.1と、「下降」が「上昇」を上回りました。
業種別には年末に増えた需要の反動で食料品の生産が落ち込み、雪が少なかったことで除雪車の燃料や雪かきに関連する消費が鈍かったということです。
先行きについて盛岡財務事務所は、4月から6月は上昇に転じる見通しだとしています。