上司からキツい言葉をかけられていませんか?高知県労働組合連合会が2023年受けつけた労働相談について会見を開きました。中には人格を否定されたという相談もあり、「一人で悩まず少しでも相談をしてほしい」と呼びかけています。
県庁で会見を開いたのは県労働組合連合会です。県労連では日ごろからハラスメントや残業代の未払いなどに悩む労働者の相談を受け付けていて、去年は37件の労働相談が寄せられました。相談者は主に非正規雇用の立場の人たちで10年ほど前からハラスメントに関する相談が増えているといいます。中には「人格を否定する言葉を受けた」という相談も。
(県労働組合連合会 牧耕生 書記長)
「『あなたはいなくてもいいんだよ、こんな仕事誰でもできる。なんであなたはできないの?』中には直接的に『頭悪いんじゃないの?』というようなことも相談には来ています」
県労連は懸命に働く人たちに対し、「働く環境に少しでも違和感があれば相談をしてほしい」としています。
(県労働組合連合会 筒井敬二 執行委員長)
「働くことは生きがいにもつながる。その働くで苦しんでいる人が社会の中にたくさんいます。そうした人々を少しでも救っていきたい」
3月22日には「全国いっせい労働相談ホットライン」が開設されることになっていて無料の電話、または県労連の事務所で相談ができるということです。
全国一斉労働相談ホットライン
3月22日(金)午前10時~午後7時
フリーダイヤル:0120-378-060
県労連事務所:高知城ホール3階














