山形県内ではきょう、中学校の卒業式がピークを迎えました。卒業生たちは、仲間に別れを告げ3年間過ごした学び舎を旅立ちました。

きょう、県内に94ある中学校や義務教育学校のうち、70校で卒業式があり、このうち、山形市立第一中学校では141人の生徒が巣立ちの日を迎えました。

今年は5年ぶりに保護者と在校生を入れる通常開催となり、式では、田中克校長が「自分にとっての幸せを見つけ、それに向かって努力をしてほしい」と激励したあと、佐藤碧さんが卒業生代表の言葉を述べました。

卒業生代表・佐藤碧さん「一中生の誇りを胸にまだ見ぬ世界、未来という果てしない空へ旅立っていきます」

式の最後には、卒業生が保護者や先生たちに歌で感謝を伝えていました。

最後のホームルームではこんなサプライズも。

遠藤愛子さんは、クラスメイトに披露するこの日のために、5か月間、ギターを練習してきたそうです。

卒業生・遠藤愛子さん「一中は縦糸と横糸という糸のつながりがあった。感謝の気持ちが伝わったかなと思う。今までありがとうっていう、ありがとうでしか表せない」

卒業生・高梨陸さん「色んなことがあった3年間だったがこのクラスで2年間過ごせてとても良かったです」

卒業生・平晃子さん「新しい友達もたくさんでき色々な行事もすごく楽しめた3年間だったと思います。(高校では)部活動をがんばりたいのと、勉強もしっかりやって大学にいけるようにしたい」