シーズン開幕までおよそ2週間に迫った楽天イーグルス。ここまで順調にアピールを続ける野手最年長・岡島豪郎選手の思いに迫りました。

銀次さん「やっぱり、タケ」

2月、沖縄県金武町で行われた楽天イーグルスの春季キャンプ。去年、現役を引退し、今年はチームのアンバサダーとして現地入りした銀次さんに今シーズン、チーム浮上のキーマンを聞いてみました。

楽天 銀次アンバサダー:
「やっぱり、タケ(岡島選手)が野手のなかで先頭に立ってやってほしい」

銀次アンバサダーが後継者として期待を寄せるのが、プロ13年目の34歳、岡島豪郎選手。ガムシャラに走り続け、今やチームの野手最年長。長くプロの第一線で生き抜いてきた術を聞くとと意外な言葉が返ってきました。

楽天 岡島豪郎選手:
「“主役になれない”というのを自覚してからですね。だって僕はどんなに頑張っても、浅村とか島内とかに勝てないですもん。やっぱりこの世界に入って“主役になりたい”とか“チームの顔になりたい”とか、そういうのを思って、みんな入ってくると思うんですけど、そういうのを求めなくなって、主役にならなくていいと思えるようになった、というのが一番良かった。
求められたときに仕事ができればいいと思えるようになった。簡単な言い方ですけど、本当はもっと複雑ですよ」