対馬市の海岸で石の塔を作り地区の安寧を願う「ヤクマ祭」がこの程、行われました。

対馬市峰町青海地区。
毎年、旧暦6月の初午の日に海岸にある石を積み上げ、「ヤクマ」と呼ばれる石塔を作る「ヤクマ祭」です。

かつては地区で生まれた男の子の健やかな成長を願って行われていましたが、青海地区では今、少子化のため地域の安寧を祈願しています。


今年は、40~70代の8人で高さ2メートルほどのヤクマを作り、手を合わせました。

青海地区 平山 正慶 区長:
「よくできてると思います。昔から続いてる行事だからですね、石は小さくしてでも、1個なりでも作れればと思ってるんですけどね」

青海地区と隣の木坂地区でのみ行われているヤクマ祭。
地域の人たちは、来年以降も続けたいとしています。