ネックレスやイヤリングなどのアクセサリー、洋服、雑貨の小売店経営の有限会社「スリーステッキ」が2月29日までに、破産手続きを開始していることが帝国データバンクの調べでわかりました。
帝国データバンク富山支店によりますと、スリーステッキは1998年(平成10年)設立のアクセサリー小売業者で、設立当初はステッキの卸業務を主業務としていました。
2001年に小売店をオープンして以来、ネックレスやイヤリングなどのアクセサリー、洋服、雑貨の小売を行い、一時期は富山、石川、福井に合わせて4店舗を経営し、最盛期とみられる2008年9月期は、売上高2億8000万円を計上していました。
しかし、大型商業施設との競合などで集客が進まず、売上高が伸び悩む中で順次店舗を閉鎖、その後も新型コロナの感染拡大の影響で苦戦し、2023年9月期の売上高は1600万円まで減少、数年にわたり赤字決算となっていました。
業容が縮小する中で、資金繰りは限界に達し2023年12月で最後の1店舗を閉鎖、実施的に営業を停止していました。負債総額は約6400万円とみられます。














