地域の防災意識を高めようと消防士らが手作りした「地震体験装置」を使った研修会が宮崎県都城市で開かれました。
都城市高城町では地元住民らが企画した防災研修会が開かれ、民生委員などおよそ30人が参加しました。
講師を務めたのは、市内の消防士でつくるボランティア団体、「防災みやこんじょ」のメンバー。
巨大地震に備えて家具を固定しておくことの重要性や、いざという時身を守るためには、体を丸める「ダンゴムシのポーズ」が有効であることを説明しました。
(防災みやこんじょ 渡邊一晴代表)
「家具が倒れてきてここで受け止められれば、まずはケガをしづらいし、大きい太ももとか腰とか手を使ってぐっと逃げることができる」
(渕 雅顕記者)
「これから参加者たちが体験する地震体験装置ですが、なんと手作りでできていて人力で動かしているんです」
また、消防士たちが廃材などで制作した地震の揺れを再現する装置が登場。
参加者たちが震度6強程度の揺れを体験しました。
(参加者)
「こわい、来るかもしれないと構えていても立てない。普通の状態だったら、とてもじゃないけど歩くこともできないし、這うことしかできない」
(防災みやこんじょ 渡邊一晴代表)
「事前にできる対策は、家具の固定とか防災グッズを準備するとかいろいろあると思うので、何か小さく始めるきっかけになればいい」
体験装置を作った消防士らは、こうした研修会を通して、住民たちに防災対策を考えてほしいとしています。
一般的に地震が体験できる「起震車」は、レンタルでも20万円ほどかかるということで、少しでも地震に備えるきっかけにしてほしいとの思いで制作したそうです。
ふだんからトレーニングに励んでチームワークを磨いている消防士の皆さんだからこそできる取り組みではないでしょうか。
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