トマトというと…夏野菜のイメージがありますが、愛媛県今治市ではこの時期おいしい逸品が旬を迎えています。
今治市にある、冨田健一さんのおよそ10アールのハウスですくすく育っているのが、JAおちいまばりのブランド「しまなみ春トマト」です。
冬の寒さを乗り越える間に甘さと栄養を凝縮、およそ2か月をかけじっくり熟したそう。今がまさに旬なんです。
さらにエコ。農薬や肥料の使用量は通常の半分以下、また、冬なので暖房は欠かせませんが、養分の吸収を助けるため地面に敷き詰めたもみ殻がいい仕事をします。
(冨田健一さん)
「もみがらをしいて、地面の温度を昼間の太陽で温めて、暖房のコストをさげるように」
およそ200匹のハチが受粉を行ってくれます。
(冨田健一さん)
「ハチが受粉した実というのは、種ができて種のまわりにゼリー状の美味しい物質ができる。それが大きく肥大するので、冬のトマトはかたくて実が詰まったトマトになる」
生産者のこだわりも詰まった「しまなみ春トマト」。
そのままはもちろん、熱を通せばまた違った甘みが堪能できるということです。
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