高知県宿毛から“春のたより”が届きました。宿毛市が独自に設定しているサクラの標本木に20輪ほどの花が咲き、12日、「開花」が発表されました。

宿毛市では20年以上前に気象庁の観測所が無人化されて以降、市の職員が独自でサクラの観測を行っていて、このところ暖かい日が続いていたことから「開花」が期待されていました。

荒瀬山のふもとにあるソメイヨシノの標本木に5~6輪の花が咲けば「開花」となりますが…

▼宿毛市・中平富宏市長
「開花宣言」

サクラの「開花」が発表されました。“サクラ色”のスーツに身を包んだ中平市長と、市のキャラクター「はなちゃん」が現地を訪れ、20輪ほどの花を確認。

去年より3日、過去2番目に早い「開花」発表で、気象台の観測ではない「非公式記録」ではありますが、宿毛市に“春”がやってきました。