未来に残せるツバキに
萩市の田中文夫市長も、ヤブツバキの再生試験の現場を訪れました。
田中文夫・萩市長
「もうすでに咲いている木がありまして、本当に安心しました。これがみんなだめになったらどうしようかと思いましたが、これは未来に残せるツバキになってきたと大変うれしく思っていますね」
今回の成果で再生試験の範囲を広げ、当初の伐採計画を早めることも検討しているといいます。
草野さん
「明治から戦後まで伐採が何度も繰り返されたわけですから、そのためにこれだけの密度があるツバキ林が出来たということは、それを今から繰り返していくしかない、5年10年スパンで考えていかなければと」
人の植えた木は1本もありません。しかし、人が手を加えたからできた群生林。無意識に出来た人工林ですが、だからこそ最後まで人が手を入れる必要があるのです。














