高知市の2つの専門学校で卒業式が開かれました。夢と希望を胸に4月から新たな一歩を踏み出します。
このうち創立110周年を迎えた土佐情報経理専門学校では54人が卒業の日を迎え、渕勝治校長が「仕事にやりがいと満足感を持って、地域を支える人材になってほしい」と祝辞を述べました。2年間にわたり会計や公務員試験に向けた勉学に励んできた生徒たち。卒業生の94%で進路が決まり、春から一般企業や官公庁で働くことになっています。
(春から調剤事務)
「医療に従事する一人として患者様一人一人に対して丁寧に対応して、社会人として社会に貢献したい」
(春から税務大学校へ)
「みんなより年上で不安な気持ちも多かったが、みんなと仲良くできて無事卒業できたのがうれしい」
卒業生の大半は県内で就職することになっているということです。
また、龍馬学園の卒業式も開かれました。卒業の日を迎えたのは龍馬情報ビジネス&フード専門学校と、龍馬デザイン・ビューティ専門学校、龍馬看護ふくし専門学校の484人です。式では卒業生を代表し伊藤瑞樹さんが、「仲間や先生、家族のおかげで困難を乗り越えることができた。ここでの経験や培った技能を生かし、夢に向かう」と答辞を述べました。
龍馬学園によりますと3校の卒業生の就職内定率は92%となっていて、このうちおよそ7割が県内で就職するということです。
(卒業生)
「僕たち調理学科だったので、『料理人同士でお互い頑張っていこう』という話をしている」
(卒業生)
「壁にぶつかることもあったけどなんとかやってこられたので、これから就職しても壁を乗り越えていきたい」
(卒業生)
「大変やけど楽しかったです」
「患者様と身近に接する事務員になりたい」
卒業生たちは、共に過ごしてきた仲間との別れを惜しみながら、希望と夢を胸に新たな一歩を踏み出しました。














