ドライバー不足が懸念される物流2024年問題が来月に迫ります。スーパーの現場を取材すると、改革の成果と新たな課題が見えてきました。
トラックが入っていくのは、スーパー「サミット」の物流センターです。全国からの商品がここに集められ、ここから各店舗に運ばれます。
物流2024年問題が来月に迫る中、最大の課題はトラックの「荷街ち」です。こちらの物流センターでも…
日本アクセス 田口敦也さん
「最大5~6時間、待たせてしまう時もあったんですけど」
これはトラックの入荷受付表。入門時間を書く欄に午前5時の数字が並びます。「先着順」の受付だったため、早朝に来る必要があり、長時間の荷待ちにつながっていました。
こうした中、スーパーマーケット業界が決めたのは、トラックの到着から出発までの時間を「2時間以内」にするというルール。これを達成するため、スーパー10社が導入を決めたのがトラックの「予約システム」です。
日本アクセス 田口敦也さん
「こちら9時~10時で予約が入っているんですけど」
「予約システム」は前日にドライバーや運送会社が納品時間を予約。到着したトラックは、すぐに納品作業を始めることができます。12時に到着したこちらのトラックは、ほぼ待ち時間はありませんでした。
ドライバー
「こちらとしても行って、待ち時間少なくできるのでありがたい」
短縮できた待ち時間。しかし、新たな課題が…
記者
「到着から1時間が経ちました。一つ一つ手作業で降ろしているため、とても時間がかかっています」
「荷降ろし」で時間がかかっているのです。なんと1400個以上の段ボール箱を一人で手作業で降ろします。
ドライバー
「1パレットが48(箱)なんです。あと6パレットですね」
この段ボールの下にある「パレット」があればフォークリフトが使えますが、パレットを使うと荷物の量が3割ほど減ってしまうため、パレットを使うことにメーカー側も慎重です。結果、到着から1時間30分後…
ドライバー
「これで最後です。お疲れさまです」
こうした付帯作業が「2時間」を超えてしまう要因の一つになっているといいます。
サミット 武田哲志 執行役員
「(パレットの活用推進は)当然、我々だけで解決できる問題ではありませんので、メーカー様や卸業者様と一緒にですね、改善に取り組んでいくというところが鍵」
商品でも物流でも競争してきた企業に、いま協力が求められています。
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