■世界陸上オレゴン・最終日(日本時間25日・米オレゴン州ユージーン)
大会最終日を迎えた世界陸上は、女子100mハードル準決勝が行われ、1組に登場した福部真子(26)が、12秒82の日本新記録をマークした。同組1位で決勝進出を決めたT.アムサン(25・ナイジェリア)は12秒12で世界新記録を樹立した。
世界記録保持者K.ハリソン(29・アメリカ)と同組に登場した福部。スタート前にゴールを見つめ集中力を高めた。スタートで上手く飛び出すと2台目のハードルまでは横一線、後半に入ると福部は世界のスピードについていけなかったが12秒82の日本新記録をマーク。同組8位で決勝には進めなかったが、同じく準決勝に進出していた青木益未(28)の持つ日本記録(12秒86)を0秒04更新した。
福部は「(Q.日本新が出ました)言葉に表わせない。(世界記録も出て)見えなかったんですけど自分のレースをしっかりするっていうのをずっとスタート時から意識してやってたので82ってタイムは想定外だったので嬉しいです。(Q.日本記録を出したいと言っていたが)上手く言葉にできないんですけど色んな方々に助けられてもらったなっていう思いでいっぱいです」と語った。
2組に登場した青木は13秒04の同組6位。福部と共に準決勝敗退となった。
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