秋篠宮ご夫妻が来日したブルネイの皇太子夫妻を羽田空港で出迎え、歓迎行事に臨まれました。外国からの来賓を迎えるため空港で歓迎行事が行われたのは令和になって初めてです。

秋篠宮ご夫妻はきょう午後4時すぎ、羽田空港で公賓として来日した東南アジア・ブルネイのビラ皇太子夫妻を出迎え、にこやかに握手を交わされました。

その後、秋篠宮さまとビラ皇太子、紀子さまとサラ皇太子妃がそれぞれ並んでレッドカーペットを歩かれました。

歓迎行事で両国の国歌が演奏されると、秋篠宮ご夫妻らは壇上に並んで聴かれました。

秋篠宮ご夫妻は皇太子夫妻が専用車に乗り込むまで言葉を交わし、出発を見送られました。

外務省によりますと、公賓として来日する皇太子には空港で歓迎行事を行うのが慣例で、今回の歓迎行事は2014年に中東・アラブ首長国連邦のアブダビの皇太子が来日して以来、およそ10年ぶりで、令和になってから空港で歓迎行事が催されたのは初めてです。

ビラ皇太子夫妻は5日間、日本に滞在し、岸田総理と会談するほか、あす、皇居で天皇陛下が主催する昼食会に出席します。