ことし7月から愛知県の日進市で「週休3日制」が導入される予定です。一体なぜ導入を決めたのでしょうか。

(週休2日制で働く人)
「なかなか疲れがとれない。2日では」
「もう1日ぐらい(休みが)あると嬉しい」

「休みが足りない」と嘆く、週休2日で働くみなさん。街で聞いた21人中17人が「週休3日制がいい」と話す中…

(日進市 人事課・味岡正樹係長)
「日進市では『選択的週休3日制』の導入に向けて、事務を進めている」

日進市役所で導入予定の「週休3日制」。対象は勤務時間が午前8時半から午後5時15分までの常勤職員です。

日進市は条例で週38時間45分勤務と定めていますが、1週間の中で38時間45分を維持できれば出勤時間を早めたり遅くしたりできる「フレックスタイム制」を導入。

このフレックス制を利用し、1日の勤務・7時間45分を別の勤務日に振り分けることで「週休3日」にすることができるのです。

勤務時間は変わらないので給与や人事査定などに影響はないといいますが、一体なぜ導入を決めたのでしょうか。

(日進市・味岡係長)
「職員が能力を発揮するには、柔軟に働ける環境が1つの要素」