■MLBオープン戦 ホワイトソックスードジャース(日本時間7日、キャメルバック・ランチ)
ドジャース大谷翔平(29)と山本由伸(25)がオープン戦で初共演。大谷は「2番・DH」で初の2戦連続先発。前日はノーヒットだったが、この日は3打席で2安打1打点、1四球、1盗塁で、打率は.583に上昇した。
オープン戦初の連続出場となった大谷、スタメンは1番・M.ベッツ(31)、2番・大谷、3番・F.フリーマン(34)のMLB最強上位陣となった。前日はノーヒットに終わり「しっかりとまず見えているかどうか、振れているかどうか、いいタイミングで待てているかどうかが一番大事」とバッティングのチェック項目を上げていた。
1回の第1打席、ホワイトソックス先発M.コーペック(27)、そして、受けるキャッチャーはM.スタッシ(32)と昨季、エンゼルスでバッテリーを組んでいた女房役。大谷はネクストバッターズサークルから久しぶりの再会に笑顔を見せた。
1番・ベッツが四球で出塁すると、大谷にもボールが先行した。そこからフルカウントとなると内角のボールに詰まりながらもしっかりバットを振り切り、ショートへの内野安打。2試合ぶりのヒットをマークすると続く3番・フリーマンのレフトへの大きな飛球で1塁からタッチアップ。好走塁を見せた。
山本が1回に3失点すると1対3とリードされ、迎えた2回の第2打席、2死1、2塁のチャンスでカウント2-1から低めのボールを逆らわずセンター返しでタイムリー、1塁ベース上では両手を挙げて腰を曲げるフリーマンのパフォーマンスを披露。2打席連続安打で2試合ぶりの打点を挙げた。さらに1、3塁から初盗塁もマーク。送球が逸れる間に同点の走者がホームを踏んだ。
4回の3‐5とリードされた第3打席、2死1、2塁とまたもチャンスでホワイトソックス3人目、T.トウキトゥサン(27)と対戦。しかし、ストライクが1球も入らず、ストレートの四球、スタンドからはブーイングが飛んだ。そして、続く3番・フリーマンが逆転となる満塁ホームラン。大谷との勝負を避けると後続が打つ、相手投手陣にとっては頭を悩ませる打線となった。
【大谷翔平 ライブBP、オープン戦の結果】※日付は日本時間
2月20日 四球、空振り三振、中本塁打
2月22日 四球、二ゴロ
2月24日 見逃し三振
2月26日 見逃し三振、左飛、見逃し三振
■オープン戦 ※〇の数字は打点
2月28日 見逃し三振、セカンドゴロ併殺打、左本塁打②
3月2日 四球、右安①、四球
3月4日 右安、中3塁打①、右安①
3月6日 空振り三振、見逃し三振、中飛
3月7日 遊内野安打、中安①、四球