新潟県内の公立高校では6日に一般入試が行われ、全日制にはおよそ1万2500人の受検生が試験に臨みました。
新潟市中央区の新潟江南高校では、雨が降る中、緊張した表情で受検生が続々と集まっていました。

一般入試は午前10時から始まり、全日制では国語・数学・英語・社会・理科の5科目で試験が行われました。
新潟中央高校音楽科に限り、7日にも学校独自の検査が行われる予定です。
今年度の一般入試は、全日制では73校91学科で行われ、募集定員1万2168人に対して1万2551人が志願。倍率は1.03倍で昨年度より0.01ポイント低くなっています。

こうした中、村松高校と出雲崎高校の会場では、英語の聞き取り検査の音声が途切れるトラブルがありました。
これを受けて2校では聞き取り検査を中止。
村松高校17人と出雲崎高校24人の受検者全員については、聞き取り検査の全問題30点分を正解とすることにしました。
新潟県はトラブルの原因について「調査中」としています。

なお、合格発表は3月15日午後に予定されています。