■MLBオープン戦 ドジャースーエンゼルス(日本時間6日、キャメルバック・ランチ)

ドジャース・大谷翔平(29)が古巣エンゼルスとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場。この日は3打数無安打2三振、連続試合安打は3で止まり、オープン戦の打率は.500となった。

古巣エンゼルスとの対戦に試合前には大谷とL.オホッピー(24)と肩を組んで記念撮影。そして、大谷は小走りするとM.トラウト(32)も小走りにやってくると握手、そして、ハグで久しぶりの再会を祝福した。現在、7打席連続出塁中、オープン戦は7打数5安打で打率.714と絶好調の大谷、この日も1番・M.ベッツ(31)、2番・大谷、3番・F.フリーマン(34)のMLB最強上位陣となった。

1回、第1打席、大谷は打席に入る前にかつてバッテリーを組み“女房役”だったM.タイス(28)に笑顔で挨拶した。無死2塁のチャンス、エンゼルス先発はC.シルセス(23)、カウント1-2とボールが先行するとタイスがタイムをかけてマウンドへいった。大谷も打席の土を慣らしながら待っていた。フルカウントからストレートに空振り三振、連続出塁は7打席でストップしたがベンチに戻ると、古巣との対戦を楽しむように笑顔を見せていた。

3回の第2打席、大谷が打席に向かうとエンゼルス・R.ワシントン監督(71)がマウンドに向かい投手交代。大谷に左腕のT.トーマス(27)を起用した。カウント2-2から外角低めのストレートを見逃したがストライクの判定。大谷は首を振ってベンチに戻っていった。

それでもベンチでは気持ちを切り替えて、今季共に移籍してきたT.グラスノー(30)と笑顔でコミュニケーション、お互いの手の大きさを比べるなど談笑していた。

5回、2死1塁で第3打席、4人目G.スニーガ(25)と対戦。大谷は1球目のストレートを狙い打ったがファールとなり、打席で悔しい表情を浮かべた。カウント2-2から内角低めのボールに手を出したがバットが折れてファール。最後もストレートに差し込まれ、センターフライ。トラウトにキャッチされると、大谷は笑顔を見せてベンチへ戻っていった。

3打席を終えた大谷はクラブハウスに引き上げる時にエンゼルスのT.ウォード(30)が声をかけてきて一緒にグラウンドを後にした。

【大谷翔平 ライブBP、オープン戦の結果】※日付は日本時間
2月20日 四球、空振り三振、中本塁打
2月22日 四球、二ゴロ
2月24日 見逃し三振
2月26日 見逃し三振、左飛、見逃し三振

■オープン戦 ※〇の数字は打点
2月28日 見逃し三振、セカンドゴロ併殺打、左本塁打②
3月2日 四球、右安①、四球
3月4日 右安、中3塁打①、右安①
3月6日 空振り三振、見逃し三振、中飛