ノルディックスキー・ジャンプ男子で2014年に行われたソチ冬季五輪の団体銅メダリストで新潟県妙高市出身の清水礼留飛(しみず・れるひ)選手(30)が今季限りでの現役引退を発表しました。
妙高市出身の清水礼留飛選手は兄の亜久里(あぐり)選手(31)とともに、新潟県スキージャンプ界の第一人者である父・久之さん(63)の指導を受け、スキージャンプや複合競技で活躍しました。新井高校卒業後、雪印メグミルクに入社。2014年のソチ五輪に、新潟県出身者では初めてジャンプの日本代表として出場しました。“レジェンド”葛西紀明選手らとともに臨んだ団体戦で、1998年の長野五輪以来のメダルとなる銅メダル獲得に貢献しました。
所属先の雪印メグミルクは5日、清水礼留飛選手が今シーズンで引退すると発表。現役最終戦は16日の伊藤杯大倉山ナイタージャンプ大会の予定です。
清水礼留飛選手の引退について、出身地・妙高市の城戸陽二市長は「『スキーのまち妙高』を象徴するトップアスリートで、その功績は非常に大きいと感謝している。今後は、世界で活躍する、第2の礼留飛選手を夢見る妙高のジュニアスキー選手の育成、指導に力を貸していただくことができればと期待している」などとコメントしています。














