アイドルグループ「TOKIO」の元メンバーでアルコール依存症と戦う山口達也さんが、2月、宮城県石巻市で講演。「酒を飲んで気を失うまで飲むまでその日が終わらなかった」と当時を振り返り、依存症と向き合う日々について語りました。では、アルコール依存症とはどんな病気なのか、専門家に聞きました。
山口さん「アルコール依存症」について語る
山口達也さん:
「私が患っているアルコール依存症は一生完治しない、治らない病気だと医者に宣告されました」

アイドルグループ「TOKIO」の元メンバーでアルコール依存症と闘う山口達也さんが、石巻市で講演しました。
山口達也さんは、2020年に飲酒運転でバイク事故を起こし、道交法違反容疑で逮捕されました。

山口達也さん:
「酒を飲んで気を失うまで飲むまでその日が終わらなかった。ブラックアウトという言葉があるんですけど、ブラックアウトをするまで酒を飲み続ける」

山口さんは、仕事が忙しかった10年ほど前、外での飲酒が億劫になり自宅で酒を飲む機会が増えると、次第に飲酒量も増えていきました。現在は一滴も飲まず、自制を続けているということです。
「アルコール依存症」はどんな病気なのか
山口達也さんが講演で語った「アルコール依存症」とはどんな病気なのか、専門の医師に聞きました。