東日本大震災の発生からまもなく13年です。津波で児童ら84人が犠牲となった宮城県石巻市の大川小学校では、3月11日の追悼行事でともされる竹あかりの制作が大詰めを迎えています。

3日の大川竹あかりの制作作業には、津波の犠牲になった児童の遺族や学生のボランティアなど県内外からおよそ90人が参加しました。
参加した人たちは、竹に穴を開けたり表面をブラシで磨いたりと仕上げの作業に汗を流しました。

大川竹あかりは、遺族らが当時の大川小の在籍児童と同じ数の竹あかり108本を3月11日に校舎のそばでともす追悼行事で3回目になります。
2月から毎週日曜日に制作作業が行われていて、参加者は震災発生からまもなく13年を迎える大川小に思いを寄せていました。

参加者:
「活動は初めてだったが、地元の人やもともと活動していた人からも温かく受け入れてもらって心地よかった」
「これからどんどん震災を知っている人は減っていくと思うのでそういう状況こそ僕たちみたいな若い人たちが活動に参加して未来に震災を伝えていくことが大事だと思う」

竹あかりを主催する遺族の代表は、震災から13年となるいまも県内外から多くの人が大川を訪れることに感謝しています。

一般社団法人大川竹あかり 佐藤和隆共同代表:
「こうやって被災地に足を運んで追悼行事の竹あかりの制作に来てくれてる人たちがたくさんいるのが本当にうれしい。当日の夜の天候がよければいいなというのを一番心配しています」

大川竹あかりは大川小学校の校舎そばで3月11日の午後5時半から点灯されます。