障がいへの理解を深めてもらおうと長野市で4日、交流会が開かれました。

交流会は、NPO法人や市民活動の相談などにあたる長野市の市民協働サポートセンターが企画したもので、障がいがある子どもを持つ親のほか、福祉関係者や学生など26人が参加しました。

障がいがある子どもを持つ親:
「自分が気持ち的にまいってしまったような時も、親の会の人たちが支えてくれたから、立派に育ててこられたんじゃないかな」

交流会では、障がいがある子どもを持つ親などで作る「親の会」の活動紹介のほか参加者との懇談が行われ、障がいに関心を持つさまざまな立場の人が話に聞き入っていました。

参加した大学生:
「大学で特別支援を専攻している関係で、障がいについては学んでいたんですけど、教科書とかだけだと、なかなかわからない現実、それに対して私たちができることを考えるきっかけにはなったかなと思います」

参加した障がいがある子どもの親:
「(子どもが)肢体不自由と知的障がいがあって3歳なんですけど、これから先の生活をどうしようかなと考えていて、(話を聞いて)悩みの根本というのは、どんな障がいでも一緒なんだなというふうに思いました」

市民協働サポートセンターでは、子どもの障がいに関する疑問や悩みなどを気軽に相談して欲しいとしています。