将棋の『棋王戦五番勝負 第3局』が新潟市のホテルで3日に行われ、藤井聡太八冠が勝利し、初防衛に王手をかけました。

新潟市中央区で3日に行われた将棋の棋王戦。初防衛を目指す藤井聡太八冠（21）に、同じ21歳の伊藤匠七段が挑む五番勝負の第3局です。

午前9時に藤井八冠の先手で始まると、午後7時を前に伊藤七段が投了。105手で藤井八冠が勝利しました。これで、藤井八冠が2勝1分けで棋王の初防衛に王手をかけています。

藤井聡太 八冠
「（初防衛に王手）自体は意識せずにいい状態で臨めるように次局に向けて調整していきたいと思う」

会場には多くの将棋ファンが集まり緊張感のある攻防を見守りました。

将棋ファン
「人気のある人たちの対決を、大きな対局を新潟で見られるのはいいなと思いました」

藤井八冠が棋王初防衛なるか。
棋王戦の第4局は、17日に栃木県日光市で行われます。