東日本大震災の発生から13年となるのを前に宮城県南三陸町で3日、犠牲となった人たちを追悼する和太鼓の演奏が披露されました。

南三陸町歌津の寄木漁港で行われた追悼演奏には、県内の和太鼓グループ9団体が参加しました。

この演奏は東日本大震災で犠牲になった人たちへの追悼と復興への願いを込め企画されたもので、地震発生時刻の午後2時46分には、全員で黙とうを捧げました。そして、最後は参加団体が一斉に太鼓の音を響かせました。

訪れた人:
「震災は浜の人たちここの人たち誰も忘れることはできないと思いますよね」
「皆さんの気持ちと言うのが、この寄木の人たちにすごく伝わったと思う」

訪れた人たちは浜に響く太鼓の音を聞きながら震災で犠牲になった人たちを悼んでいました。