コメのおいしさを示す「食味ランキング」が発表され、富山県産米は「特A」を逃し、去年に続き上から2番目の「A」と評価されました。

コメの食味ランキングは、日本穀物検定協会が全国のコメのおいしさを香り・味・粘りなどで評価し5段階にランク付けするものです。

今回は、全国から選出された125品種のうち38品種が「特A」となりました。

富山県内から出品したコシヒカリ、てんこもり、富富富の3品種は、去年と変わらず「特A」を逃しいずれも上から2番目の「A」でした。県産米が特Aを逃すのは5年連続です。

県によりますと、去年の記録的な猛暑で、生産者は水や肥料の管理などに苦労しましたが、今後も気象条件が厳しさを増すことも予想されるため高温にも強く倒れにくい富富富をはじめ、高品質でおいしい米づくりに取り組んでいきたいとしています。