圧倒的人気も「具体性がない」迷言で批判された過去

JNNが2月に行った世論調査で、石破茂元幹事長に次ぎ「次の総理にふさわしい人」の2位となった小泉氏。
各社の世論調査でも必ずと言っていいほど上位に名前が挙がる。

圧倒的な知名度と発信力を誇る政界のサラブレッドは、「未来の総理候補」として早くから注目されてきた。

しかし常に順風満帆だったわけではない。

安倍政権と菅政権で環境大臣を務めた際は、“迷言”で痛烈なバッシングを受けた。

2019年9月、国連の「気候行動サミット」に出席した際の記者会見で「気候変動のような大きな問題は楽しく、クールでセクシーでなければならない」と発言。
この発言に対し、各方面から「何をしたいのか分からない」「具体的な対策についての発言がない」などと批判の声があがった。

また2021年4月、政府が2030年度の温室効果ガス排出を2013年度比で46%削減する目標を定めたことをめぐっては、こう話した。

小泉進次郎氏(2021年4月 TBS「news23」インタビューにて)
「くっきりとした姿が見えているわけではないが、おぼろげながら浮かんできた。46という数字が」

この発言は「数値の根拠が曖昧だ」としてネット上などで炎上した。