国会ではきょうも派閥の裏金事件を受けた衆議院・政治倫理審査会が開かれ、西村前経産大臣ら安倍派幹部が審査を受けています。実態解明に繋がったのでしょうか。国会から中継です。
裏金作りの経緯については「承知していない」などと繰り返し、実態は分からないままですが、明らかになった点もあります。
西村氏はおととし、派閥としてキックバックを止める方針を一度決定していたと明らかにしました。
立憲民主党 枝野幸男 衆院議員
「安倍元総理から現金での還付を止めようという話があった。一度還付を止めることを決めたとおっしゃいました。これ、間違いないですか」
自民党・安倍派 西村康稔 前経産大臣
「(安倍)会長のもとで還付を止めるという方針を決めて、幹部で手分けをして所属の議員に電話をいたしました」
西村氏はおととし4月、当時、派閥の会長だった安倍元総理から現金でのキックバックについて止めようと提案があり、幹部で一度止める方針を決めたと明らかにしました。
しかし、7月に安倍元総理が亡くなったあと、ノルマよりも多く売った議員から返して欲しいという声があがり、あらためて幹部で対応を協議したということです。
ただ、その場では結論が出ず、自身は閣僚に就任し事務総長を辞めたため、どういった経緯でキックバックを継続する方針に戻ったのか承知していないとしています。
一方、西村氏と松野前官房長官は共に派閥の実務を取り仕切る事務総長を務めた経験がありますが、裏金作りについては「いつから始まったか承知していない」、派閥の会計には「一切関わっていない」と強調していて、実態解明とはほど遠い説明に終始しました。
安倍派では20年以上前からキックバックが行われていた可能性が指摘されていて、野党側は、その頃、派閥の会長を務めていた森元総理の説明が必要だと追及しましたが、西村氏は「森元総理が関与をしていたという話は聞いたことがない」と答えた上で、「もし疑念が生じるのであれば第三者が確認するのがいい」と話しています。
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