中断期間を経て、3月2日からリーグ戦が再開する女子サッカー・WEリーグ。
アルビレックス新潟レディースは悲願の初タイトルを目指し、3日にアウェーで8位のサンフレッチェ広島レジーナと対戦します。今季からチームに加わったMF杉田亜未選手(31)に初タイトルへの意気込みを聞きました。

前半戦を振り返って

―今季リーグ戦はここまで7試合を終えて、4勝1分2敗で3位です。前半戦を振り返って、上手くいった試合を教えてください。

「第5節のレッズ戦(三菱重工浦和レッズレディース戦)は相手の良さというのは抑えられていましたし、なおかつ、いい時間に得点もできて追加点を取れたということで、全体的にすごくいい試合だったんじゃないかなって思います」

浦和レディース戦では、後半6分にコーナーキックをDF三浦紗津紀選手が頭で合わせて先制。MF杉田選手のボールから得点につながりました。さらに、試合終了間際には途中出場のMF柳澤紗希選手がこぼれ球を押し込んで追加点を挙げ、強敵を相手に2対0で完封勝利を果たしました。

画像提供:アルビレックス新潟レディース

一方で、上手くいかなかったのと唇をかみしめたのは第7節のセレッソ大阪ヤンマーレディース戦。前半立ち上がりからボールをつなぐという自分たちの形でプレーすることが出来ず、試合終了直前に失点して敗戦。悔しさが残る形となりました。

「(試合の)入りが悪いとズルズルいっちゃうのは、どの試合でも共通して言えていて、そこで本当に自分たちが優位な状況持っていければ、いい流れにもなってくるのは、やっぱりすごく感じてます」