海底の状態が変わってしまった…
このカニをとるために必要なのが…「カニ籠」。
富山のカニ籠漁は、餌を入れたかごを水深800m~1000mの海底に連ねて沈め、カニを誘い込んで漁をします。

しかし、このカニ籠が今回の地震で発生した富山湾内での海底地すべりで土砂に埋まってしまったとみられています。

カニ漁師 塩谷久雄さん:「富山湾の海底の状態がかわってしまっとるがこの地震の後、カニは全部土砂の下にうまってしまっとろう」

1月はカニ漁の最盛期ですが海に出られない日が続きました。
カニ漁師 塩谷久雄さん:「沖に入れに行かないことには、生業が成り立たない。漁に出ることできんからここで倉庫で朝3時間ほどかここで仕事しとる」「頭が痛いですね?」「痛い、頭が痛いね」