産学官の連携で地域の活性化をめざす新潟県 新発田市で有機栽培による農産物の価値向上などを考える集いが開かれました。

新発田市役所で行われたワークショップにはおよそ70人が参加しました。新発田市は、長岡技術科学大学と包括連携協定を結ぶとともに、閉校した小学校を利用したシェアオフィス「キネス天王(てんのう)」を拠点に有機農業やIT活用、DX推進に取り組んでいます。

28日は長岡技科大の小笠原 教授が地域循環型経済社会、バイオコミュニティーの重要性を紹介し、産学官の連携に期待を寄せました。

【長岡技科大 高橋雅央 特任教授】「最も根幹として重要な産業の一つであり、そういった意味で新発田の取り組みは非常に重要なマイルストーンになると認識しています。」

参加者は有機栽培による農産物の価値向上や、きのこの廃くずを生かした新たな事業など地域の課題解決について様々なアイデアを出し合っていました。