新潟など4つの県の運転免許センターで29日、システム障害が発生し一時、運転免許証が発行できなくなり県内では200人に影響が出ました。システム障害の原因は4年に一度の「うるう日」でした。

佐渡市にある県運転免許センター佐渡支所です。張り紙には「受付できません」の文字が。

【免許更新に来た人は】「画面が真っ暗だったので非常に驚いたところです」

システム障害が発生したのは聖籠町にある新潟県警の運転免許センターと長岡、上越、佐渡の3つの支所です。

県警によりますと、29日午前8時すぎ運転免許証を作成する「運転者管理システム」に障害が発生し一時、運転免許証が作成できない状態となりました。およそ200人に影響が出たということです。

【免許更新に来た人は】「講習を受けて手続きだけはできると思ってきました。取りに来るっていうのがね大変です」

実はこのトラブル、新潟だけではありませんでした。29日午前、神奈川、岡山、愛媛の3県でも同様のトラブルが起きていたのです。

その原因は…
4年に1度の『うるう日』

システム障害について警察庁は「きょうが『うるう日』で、運転免許証を発行する機械の日付を管理するシステムにエラーが生じたため」としています。

聖籠町の運転免許センターと、長岡、上越の支所は復旧しましたが、佐渡支所の復旧は3月1日を予定しているということです。

県警は29日に手続きした人には郵送などで免許証を送るなどの対応をとるとしています。