3月3日の桃の節句を前に、青森県弘前市の認定こども園の園児たちが、昔ながらの『どんきみ』による「ひなあられ」作りを楽しみました。
『どんきみ』による「ひなあられ」作りをしたのは、弘前市原ケ平の弘前みなみ幼稚園です。SLの形をした「どんきみ製造機」は、北九州市から購入した園の自前のもので、色付きのあられを作るためのコーンスターチといっしょに1kgのコメを密閉された窯の中で熱します。
その様子を園児たちが耳をふさいで見守ります。
約10分後。窯の中の圧力が十分に上がったところでふたを開くと…。
「ドン」という大きな音を上げてはじけ飛ぶあられに大興奮の園児たち。園の中は香ばしいにおいが立ち込めます。その後、あられには砂糖水で味がつけられ園児たちに。できたてをほおばると思わず笑顔を浮かべていました。
園児は
Q.音はどうだった?
「こわかった」
「おいしい。砂糖の味する」
「アイスのコーンの味!(その後一気食い)」
5キロのコメからできた大ざる5つ分の「あられ」は、園児たちが家に持ち帰ってひなまつりに家族と楽しむということです。