長崎市に本社を置く「お菓子の店アリタ」が20日から破産申請の準備に入ったことがわかりました。
負債総額は3億円以上に上ると見られます。

東京商工リサーチによりますと、破産申請の準備をしているのは長崎市の洋菓子店「お菓子の店アリタ」です。
「お菓子の店アリタ」は1997年に設立。
2009年には長崎市や時津町に合わせて6店舗を構えるまでに成長し、2013年の決算では売上高5億2千万円を計上していました。

その後は、同業他社やコンビニエンスストアとの競争の激化などから売上は減少。
さらに新型コロナウイルスの感染拡大も重なり来店者数も減ったことで、去年の売上は2億9千万円まで落ち込み、1千7百万円の赤字だったということです。
アリタでは現在、全ての店舗の営業を休止し、破産申請の準備に入っていて、破産した場合の負債総額は、およそ3億4千万円に上ると見られています。














