自転車の盗難被害を防ごうと大分県宇佐市で20日朝、高校生と警察官が協力して駅の利用者に二重の鍵かけを呼びかけました。

この取り組みは今年に入って、宇佐警察署管内で自転車の盗難被害が多発していることを受けて、JR柳ヶ浦駅前で行われたものです。

29日朝は、防犯や交通安全の啓発活動に取り組んでいる柳ヶ浦高校のボランティア組織から17人の生徒が参加しました。生徒は警察官らと一緒に駅利用者に、二重の鍵かけ「2ロック」の徹底を呼びかけるチラシや自転車用のワイヤー錠を配りました。

(生徒)「自転車の盗難などが多発しているので、2ロックをして自分たちもそういった被害に巻き込まれないようにしたい」

宇佐警察署管内では今年に入って、28日までに自転車の盗難被害が7件発生し、そのうち、6件は鍵がかけられていない自転車だったということです。