預けた腕時計がオークションに…返却や損害賠償どうなる?

さらに受け入れがたい現実が、男性に突きつけられます。
トケマッチに預けていたはずの1本の腕時計が、都内にあるブランド品買い取り大手「バリュエンスジャパン」が運営するオークションサイトに出品されていたというのです。
トケマッチに腕時計を預けた人(30代)
「画像を最初に見て、なんか見覚えのある…久しぶりに見たぞ、この写真はと思ったのが最初のインプレッション。こういったかたちで対面するとは思っていなかったので、いろんな気持ちがぐるぐる回った」
バリュエンスジャパンは13日、ホームページに問い合わせ窓口を設置。28日時点で、約700本の腕時計について相談があったといいます。
27日時点で、少なくとも20本以上のシリアルナンバーと、自社の販路で扱っている腕時計が一致。この20本のうち半数は、トケマッチが終了する前に流通していたということです。

シリアルナンバーが一致した腕時計については、警察が被害届を受理すれば、警察を通じて返却していく予定だとしています。
また、トケマッチをめぐって、シェアサービスの取引を仲介する企業で作る業界団体には、現在121件の相談が寄せられています。

トケマッチ側は、オーナーに6か月を目安として腕時計を返却し、返却が難しい場合は損害賠償するといいます。
トケマッチに腕時計を預けた人(30代)
「まず社長が、どういう状況なのかも含めて説明責任を果たしてほしいというのが個人としての思い」

腕時計がオークションサイトに出品されていることについて、トケマッチ側は私たちの取材に対し、28日までに「折り返しご連絡を致しますが数日お時間をいただく場合がございます」と回答しています。














