市役所の職員をかたり、医療費の返還があるという電話を受けた大分市内の60代の男性が28日、相手の指示に従ってATMを操作し90万円余りを騙し取られました。
警察によりますと大分市に住む60代の男性の自宅に28日、大分市役所の保険課を名乗る男から「医療費の返還があり手続きをすれば戻る」などとかたる電話がありました。
話を信用した男性は市内の商業施設に行き、電話で指示されるまま、ATMを操作して、現金90万円余りを騙しとられました。
警察は「医療費の返還がある。ATMに行って下さい」などという話は詐欺の手口だとして注意を呼びかけています。