大分県内で新型コロナウイルスの定点当たりの感染者が3週連続で減少し、インフルエンザとの同時流行状態が解消されました。

58の医療機関を対象に県がまとめた調査によりますと、2月25日までの1週間、県内で報告されたインフルエンザの感染者は1189人、定点当たり20.5人で、2週連続の減少となりました。

保健所別では大分市が33.88人、南部が31.2人などと依然警報レベルで、西部を除いて注意報レベル以上の流行が続いています。

一方、新型コロナは3週連続で減少し定点当たり7.74人と8週ぶりに注意報レベルを下回りました。これにより新型コロナとの同時流行状況は解消されました。

インフルエンザは依然警報が発令されていることから県は引き続き、基本的な感染防止対策を呼びかけています。