三陸沖で発達した低気圧の影響で大しけの状態が続き、女川では高波が岸壁に打ち付けていました。波の高さは28日夜が7メートル、29日が6メートルのち3メートルの予想で、29日明け方まで高波に警戒が必要です。

この高波の影響で、南三陸町戸倉の海岸では、係留されていた漁船のロープが切れ、一部は大破してしまいました。漁協によるとこの地区ではこの船を含め5艘の漁船が座礁するなどの被害が確認されたということです。

一方こちらは28日正午頃の東の空を早回しで撮影したものです。概ね晴れていましたが、北西の風がやや強く、木々が揺れていましたし、雲も北から南に流れていました。

28日の最高気温は、平年より2度前後高くなりましたが、瞬間的には20メートル前後の強い風が吹いた所もあり、暖かさはいま一つだったかもしれません。