スタメンには西田有志(22)、山内晶大(28)、小野寺太志(26)、高梨健太(25)、大塚達宣(21)、セッター関田誠大(28)、リベロ山本智大(27)を起用した。
主将でエースの石川祐希(26)が現地入り直後の練習で左足首をねん挫し、欠場となった日本は、急遽、山内が主将を務めた。
第1セット、序盤から両チーム、サーブミスが目立ち勢いを引き寄せられない。それでも12-14の場面でここまでチーム最多得点の西田がバックライトからの攻撃で得点するとさらにスパイクを決め14-14の同点とした。

その後、フランスに3連続得点などで18-21とリードされると、流れを変えたい日本はセッターの関田が前衛にまわったところで2枚替えを実施。宮浦健人(23)とセッター大宅真樹(27)をコートへ送りこみ、さらに髙橋藍(20)を投入した。すると入ったばかりの宮浦がスパイクを決めるなど、5連続得点で逆転に成功。しかし、サーブミスなどで相手に3連続ポイントを奪われるなど最後はフランスのサーブに崩され、24-26で第1セットを落とした。
第2セットは、高梨のスパイクなどで序盤4-4と粘るも、フランスにツーアタックやスパイクで4連続ポイントを許した。西田、髙橋藍のサービスエースなどで追い上げるも中々点差を縮められない日本。終盤には高梨のバックアタックや、西田の強烈なスパイクがブロックに阻まれるなど5連続失点とさらにリードを広げられ成すすべ無し。16-25で2セット連取され後が無くなった。
第3セットは山内のスパイクなどで反撃するも、終始フランスがリードする展開。中盤、髙橋藍の強烈なバックアタックなどが決まるが、得点源でもある主将・石川不在の影響が大きく、最後まで流れを引き寄せることができなかった。石川と共に日本のエースとしてここまで牽引してきた西田は、この日、チーム最多ながらもわずか8得点と元気が無かった。
東京五輪金メダルのフランス相手にストレート負けを喫した日本は、準々決勝敗退となった。
次は8月26日にスロベニアで開幕する世界バレーがリベンジの舞台となる。














